今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、規模を縮小しての卒所式でした。

今年度は１名。
県外へ転校する仲間です。
      
高学年が卒所式の出し物等について話し合いをしている様子です…(笑)
多数決にて手を挙げるところを見てはいけないらしく、土下座状態…(;´･ω･)

そして迎えた当日。
高学年主催のオリジナル卒所式！
今回はお店での実施ではなかった分、より手作り感が出た式だったと思います。


獅子舞にゲームに、大盛り上がりの卒所式。



最後は少ししんみり。
旅立つ仲間を想い、思わず涙…。



卒所式の前日、すくっとを巣立つ仲間に対し、高学年男子がこんな話をしていました。

５年男子A「俺、めっちゃ一緒に過ごした思い出あるんよ。」

５年男子B「俺も俺も！」

５年男子Bは、途中入所のため、共に過ごした時間は１年足らずです。
名前も覚えることが苦手でしたが、今では全員の名前を覚えました。
「過ごした時間以上に質やないんかなぁ。一緒に色んなことしたやん？めっちゃ濃いよね。」

５年男子A「俺、すくっとのことはずっと忘れんと思う。」

ほんの１分ほどのやりとりでしたが、何だか熱い想いが交差したひとときでした。



「今までありがとうございました。」
泣いたら格好悪いやん。と言っていたあの子は、泣いてくしゃくしゃの顔で皆に感謝の気持ちを伝えていました。

皆忘れないからね。

すくっとを巣立つときは「さようなら」ではありません。

「いってらっしゃい！」

またいつでも帰っておいでね。

大好きな仲間へ心からのエールを送ります。